東洋では、自分が持つ要素を補ってくれたり活かしてくれたりする要素を持つ人とは相性が良く、対立しあう要素を持つ人とは相性が悪いとする占いが多いです。
さまざまな占いで「相性」を調べることができ、自分にとって相性の良い人・悪い人の特徴を知っている人もいるでしょう。
今回は風水の観点から、相性の良し悪しについて解説します。
風水における「相性が良い・悪い」って?自分の性質を知ろう
風水では陰陽五行のバランスが取れている状態が理想で、特定の要素に偏っているとさまざまな不調やトラブルを招くと考えられています。
男性は「火」、女性は「水」の性質を持ち、運気を打ち消し合う「相克(そうこく)」の関係です。
男女の争いが何も生み出さず、どれだけ話し合いを重ねてもお互い納得できないのは、それぞれが相反する性質を持っているからだともいえるでしょう。
個人が持つ性質を五行の要素「火・木・水・金・土」に当てはめて占う方法もあります。
生年月日によって火の気を持つ人、水の気を持つ人がおり、さらにそれぞれの要素は陰・陽のタイプに分けることが可能です。
自分が陰陽五行説でどんな性質に分類されるのかを知れば、相性の良いタイプ・悪いタイプが分かるでしょう。
人間関係が上手くいかないのはなぜ?対人運がダウンする原因
身近な人と反りが合わないからといって、仕事や家庭内で関わらないようにするのは難しいでしょう。
個別に対処するより、自身の対人運をアップさせる方が効果的かもしれません。
そもそも対人運がダウンするのは、自分にとって都合の良い要素ばかりを集めようとしているからです。
風水では陰陽五行のバランスが取れていることが理想的であり、何か一つに偏ると不調をもたらします。
好きな色や無難な色ばかり身に付けていると、バランスが崩れて対人関係にも悪影響を及ぼすでしょう。

相性の良い人・悪い人も味方につける!オレンジが最強
他の人と話が噛み合わなかったり意見が対立したりすることが続く場合、対人運がダウンしていると判断できます。
これは言葉足らずや言い過ぎといった、コミュニケーション能力の低下も人間関係に影を落としていると考えられるでしょう。
コミュニケーション能力をアップさせるオレンジをファッションに取り入れると、対人関係も向上します。
敵を作る言動をしがちな人は、オレンジをメインにコーディネートしてみてはいかがでしょうか。
苦手な人と距離を取りたい時は紫、トラブル続きの人間関係を一新したい人は白もおすすめです。
風水では、清潔ですっきり整っている空間に良い運気が流れると考えられています。
対人関係に悩んだら、部屋が片付いているか、引き出しやバッグの中に不要な物がないかチェックしてみましょう。
空間の乱れは心の乱れ。
人間関係の選別より、まずはモノの断捨離から始めてみてくださいね。