厄年に結婚していいの?結婚前に知っておきたいポイント

「厄年」と聞くと、なんだか不吉なことが起こりそうな気がしますよね?
日本では良くないことが起こりやすい年齢とされているので、カップルであれば結婚して良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。
幸せになるために結婚するのですから、縁起の良い時期に結婚したいと思うのが当たり前です。
そこで今回は、厄年に結婚しても良いのか、結婚前に知っておきたいポイントについてご紹介します。

厄年は不吉?

厄年というと不吉なイメージがありますが、実はそれだけではありません。
日本の風習である厄年は、人生の転換期を意味しています。
転換期なので良いことも悪いことも含めて、物事が変化する年なのです。
ネガティブな面を見れば、大きな事故やトラブルに巻き込まれやすいということですが、ポジティブな面を見れば、結婚で幸せな未来を掴めるとも言えるでしょう。
厄年に結婚すると「災害が起こる」「大きな病気にかかる」といったことが昔から言われていて、順風満帆な結婚生活を送るために、結婚を避けてきた人がいるのも事実です。
しかし、人生の転換期なので、人間関係が好転したり、出世したりと嬉しい出来事が起こる可能性もあります。

結婚はOK!厄払いになる

厄年は結婚を避けるべきという意見がある一方、厄年の結婚は「厄払い」になるという意見もあります。
結婚のような明るい行事を厄年に行うことで、邪気を追い払うという考えです。
以前は厄年を嫌う方も多かったようですが、近年は特に意識せずに結婚するカップルも少なくありません。
また、出産も「子どもを産み落とす」ことにちなんで、厄を落とす縁起物とされています。
厄年についてはあまり神経質にならず、二人のタイミングがあった時に結婚に踏み切ることで幸せに暮らせるのでしょう。

厄年に結婚する時の注意点

厄年の結婚や出産は見方によっては、縁起物と言えます。
でも厄年の結婚に関して、注意しておきたいポイントがいくつかあるのでご紹介します。

・マイホームは先延ばしに
結婚と同時にマイホームを検討している方は、一旦落ち着きましょう。
厄年は判断力が低下する時期とされているので、新築のような大きな買い物をするのは避けるべきです。
後々、住宅環境や間取りなど気になる点が出てくる可能性もあるので、慎重になることをおすすめします。

・新婚旅行は国内が吉
厄年は必要以上に気を使うため、体力が落ちていることも考えられます。
「新婚旅行はやっぱり海外」と考える人は多いと思いますが、できれば長距離移動は控えた方が良いでしょう。
海外に出ると思わぬ事故やトラブルに遭遇してしまう可能性もあります。
身の安全を第一に考えるなら、厄年を外した年に海外は行きたいものですね。

厄年は大きな事故やトラブルに巻き込まれるという意見から、不吉なイメージがあります。
しかし、結婚や出産は縁起物ともされているので、厄年に結婚をすることは問題ありません。
お互いが結婚に納得しているのであれば、厄年に関係なく、2人の新しい生活を考えてみましょう。