占いと聞いて何を思い浮かべますか？
タロットや占星術、四柱推命やルーン、手相や姓名判断など、占いにはたくさんのジャンルがありますが、占いは大きく分けると西洋占いと東洋占いの2つに分けることができます。
今回は西洋占いと東洋占いの違いや共通点についてご紹介します。
西洋占いと東洋占いの違いは？
西洋占いも東洋占いも、自然の事象から運命を読み解き、導く点では同じものですが、西洋占いは「今日のこの時」といった細かい条件を指定した占い方が得意ですが、東洋占いは「今年の運勢」など単位が大きいのが特徴です。
また、星の配置で西洋占いはシステム化しやすく独学でも比較的学びやすいですが、東洋占いは流派や口伝が多く、師について学ばなければ会得できない場合が多いことが大きな違いと言えるでしょう。
西洋占いとは？
代表的な西洋占いといえば12星座占いなどの西洋占星術やカードを使ったタロット占いが挙げられます。
西洋占いは星の位置関係や動きを基に行うので「○日の○時」といった細かい日時を指定して占うことが得意です。
また、星の配置はその瞬間だけのもので、この先同じ星回りは存在しないという時間の捉え方が特徴です。
12星座占いなどは日常生活にも広く浸透しており、参考書なども多く出版されるなど間口が広いにも関わらず複雑な解釈が必要な部分もあるなど奥深い世界と言えます。
東洋占いとは？
四柱推命や易、姓名判断などに代表される東洋占いは「陰と陽」や「木火土金水」といった陰陽五行説を基にし、基本的には暦を使って占います。
名前や生年月日を使い、その年の運勢やこれからの人生を統計によって占うことが得意ですが、細かな日時を指定して可否を判断するようなものはあまり得意ではありません。
また、循環し一定のサイクルを繰り返す暦を使うことからも、同じ星回りは存在しないと考える西洋占いとは時間の概念が大きく異なります。
流派によって解釈や見解が異なり、かつ厳密に定められている東洋占いは、間口は狭いですが専門性の高い世界と言えます。
西洋占いと東洋占いに共通点はある？
対象者の生年月日などを利用し星座や陰陽五行説を基にその人の運命がどのように変化するかを占うという点においてはどちらも大きな違いはありません。
ただ、西洋占いは細かな日時の指定ができる、東洋占いは大きな単位での運勢が占えるという違いがあります。
今回は西洋占いと東洋占いの違いや共通点についてご紹介しました。
得意分野が少し違うというだけでどちらの方が当たる、ということはない西洋占いと東洋占い、占いたい内容によって使い分けるのもおすすめです。