日本では仏教の考え方により、亡くなった人を北枕にする風習があります。
これは釈迦が亡くなった時と同じ体制であるため、生きている人が寝るには縁起が悪いといわれているのです。
しかし風水では、北枕で寝ると運気が良くなるといわれています。
寝室の場所によっては北枕が難しいこともありますよね。
その場合は別の方角でも運気を上げることができます。
今回は枕の方角で開運する方法についてご紹介しましょう。
よく寝ると運が良くなる!?睡眠は気を入れ替える
風水では、人は眠っている時に悪い気を排出し、良い気を取り入れると考えられています。
清潔で良い気がめぐっている場所で寝れば運気が良くなりますが、散らかっていたり汚れていたりする場所では悪い気が停滞しているので運が下がるでしょう。
また、頭側にくる方角によって呼び込む運気が変わるといわれています。
どこで寝れば良い?迷ったら北枕で寝よう
寝室の位置やベットの位置で悩んだら、どんな運を上げたいか考えてみましょう。
方角によって呼び込める運気が違います。
・北枕にして寝ると金運がアップ!健康運にも
風水では、気は北から南に向かって流れるといわれています。
総合的な運勢を良くしたい、とにかく運気を上げたいという時は北枕がおすすめです。
金運や健康運が上昇し、子宝にも恵まれるでしょう。
・東枕は仕事運・勉強運を上げる
仕事や勉強面を向上させるには、東を頭側にしてください。
集中力が上がり、ビジネスが発展しやすくなります。
健康運も上げてくれるので、大切な仕事の前にコンディションを整えておきたい時にもぴったりです。
・南枕は才能が開花!美と名声も授かる
南に枕を置けば、隠れていた才能が開花します。
また、美容運がアップするので魅力的な人物になれるでしょう。
名声を手にしたり、くじ運が良くなったりするので、オーディション前にも最適です。
・西枕は恋愛運に♪よい家庭を築ける
西を頭側にして寝ると、恋愛運が上がります。
金運もアップするので、玉の輿に乗れるかもしれません。
愛もお金も大事にして幸せな家庭を持ちたいなら、西に枕を置きましょう。
・誰にも負けたくないなら北西・南東も吉
北西に枕を置くと勝負運がつきます。
出世にも良いので、ライバルに勝ちたい人におすすめの方角です。
また、南東は対人関係、商売運に恵まれます。
セールスマンをしている人や、人脈を使って成り上がりたい人は南東に枕を置いてみてくださいね。
南枕に注意!運気を取り込みにくい
美容や名声を得られる南枕ですが、北から南に気が流れてしまうので、運気が入りにくい方角でもあります。
こちらを頭側にして眠っても、なかなか運気が保てないかもしれません。
気になる異性を部屋に招くときなど、一時的に魅力をアップしたい時には有効です。
寝る時の方角も大切ですが、開運には何よりも寝室の環境が重要です。
枕の位置やインテリアにこだわる前に、まずは清潔な空間にすることを意識してくださいね♪